こんにちは。
徳島県の青果市場で70年以上、果物の品質と向き合っている武田青果3代目メンバーのミツヨシです。
ここでは私の持ってる桃の豆知識を共有したいと思います。
果物のプロが教える桃の美味しい食べ方!
桃は常温保存が重要
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桃の美味しい食べ方は常温保存が重要
まず大前提として桃は天候(雨)に味が大きく左右れる果物です。
その中で桃の1個1個が持ってる潜在能力を引き出して食べるには何か?
説明すると 桃を収獲 購入後に暗冷室(常温)で保存していただき、やや柔らかくなって甘味がました頃(2~3日後)冷蔵庫でちょっと冷やして食べる事になります。
桃は常温保存で甘みが増す
桃は収獲後 常温で置くことにより 追熟(甘味が増す)果物です。 実際のところ糖度が上がるわけではありませんが、常温で寝かすことによって桃から自然に出るエチレン(食物ホルモン)で桃が軟化しプルプル食感の桃に変わります。
加えて人間の舌はプルプル食感になった桃を食べることで、桃が甘いと錯覚します。(一般的に言う食味ってやつです)
逆に気を付けないといけないのは、桃をすぐに冷蔵庫に入れてしまうと追熟がかからず 実が硬い状態のまま劣化がすすんでしまう可能性が高いことですかね。
実際みんなが食べている桃の状態は?
基本的に店頭で販売されている大半の桃は、大人の事情で冷蔵保存されている商品がほとんどです。
結果的に桃1つ1つの潜在能力を100%に引き上げていない状態で、食べてることになります。 とはいえ店頭に並んでいる桃でも旬の品物はやっぱり美味しい!
桃の品種は100通り以上
品種が変われば追熟にかかる時間も変わってきます。つまり品種の特徴を知らないと追熟かけるのに失敗することもあるかもしれません。今後 桃を購入の際には品種の特徴を確認し、追熟かけることをおすすめします。
ちなみに桃の品種は、晩生品種になるほど糖度が高く硬い桃になる傾向にあります。(かなりざっくりの説明ですが…)
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桃の品種一覧 | 桃(もも/モモ)のブランド・種類など (kudamononavi.com)
旬の桃を美味しくいただくためには!
旬の桃を一番良い状態でたべるには(品種・産地・桃の状態)の見極めが重要です。そして桃の品種の特徴を熟知した上で、追熟した状態の桃をちょっと冷やして食べることがポイントになります。
武田青果では、桃の品種の特徴・産地のからの情報・桃1個1個の状態を把握することで、お客様の求める様々な要望にお応えできるよう日々努力しています。 私どもの知識と経験が、くたものと絆がる人たちを笑顔にできれば幸いです。
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