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果物のプロが教える美味しい梨の見分け方!ポイントは色合いと形状

こんにちは。

徳島県の青果市場で70年以上、果物の品質と向き合っている武田青果3代目メンバーのミツヨシです。

ここでは私の持ってる梨の豆知識を共有したいと思います。一言で梨と言っても多くの品種がありますが、今回は赤梨について。ちなに赤梨には(幸水・豊水・あきづき・新高)などが含まれます。

詳しくは⇒https://agri.mynavi.jp/2018_11_10_26821/

果物のプロが教える美味しい梨の見分け方!
ポイントは色合いと形状

美味しい梨の見分け方は、色合いと形状がポイント

シャキシャキ食感とさっぱりジューシーな甘さが魅力の梨。どのような梨が美味しいのか?

スバリ、熟れてる梨は全体の色合いが赤茶色になり、梨の表面の点々(果点コルク)が目立たなくなっています。さらに、お尻の部分(枝がついてる反対側)がふっくら膨れ、中心部の穴が凹んでいます。梨の品種によって基本的な色目・形状は異なりますが、色合いと形状の良し悪しが美味しい梨の見極めポイントになります。

(例外として、あきづき梨の熟れ具合はお尻の形状で判断できません。)

梨は枝側よりお尻部分のほうが甘い

昔から言われている梨尻柿頭(なしじりーかきあたま)という言葉をご存知でしょうか?

梨はお尻の方がが甘く、柿は頭の方がが甘いという意味の言葉です。実際、市場の方で多くの梨を試食していますが、当然 梨はお尻が甘いです。付け加えると、梨は芯近くに酸味があり 皮の近くが甘くなってます。

だから梨を切る際には、縦に8等分または6等分していただき、皮は薄く、芯は大きく、取り除く事をお勧めします。これが、まんべんなく甘いところが含まれる切り方のポイントになります。

実際に販売されている梨の状態は?

実際に販売されている梨は、収獲してから消費者に届く時間を逆算して収獲さています。よって完熟状態の一歩手前で収獲されているのが現状です。

生産する側と販売する側の意見のバランスをとり、丁度いい具合の梨が収獲されて皆さんの所に届いていることになります。

美味しい梨の旬は短い

美味しい梨の旬は短く、収獲のタイミングを間違うと美味しい梨に仕上がりません。早く収獲すると固く甘味が少ない梨。逆に遅くなりすぎると柔らかく味が飛んだように感じる梨になってしまいます。

実際のところ、収獲のタイミングは生産農家さんの判断になります。この点は長年かけて梨づくりをされている方々の知識と経験が、味に直結する重要な作業ですね。

私の経験上、自分の梨づくりに誇りを持っている人は個人選別の生産農家さんに多いイメージです。あくまでも私の経験上ですが…

(梨づくりに誇りを持ち、こだわりが強い。)⇒(収獲のタイミングに関しても妥協を許さない)=(美味しい梨)です。

旬の梨を美味しくいたたくためには?

旬の梨を一番良い状態で食べるには、梨の品種によって異なる基本的な特徴を把握し、色合いと形状を見極めることがポイントになります。

武田青果では、梨の品種の特徴・産地のからの情報・梨1個1個の状態を把握することで、お客様の求める様々な要望にお応えできるよう日々努力しています。 私どもの知識と経験が、くたものと絆がる人たちを笑顔にできれば幸いです。

お問い合わせはコチラより↓↓

武田青果オフィシャルサイト     www.takeda-seika.co.jp